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本日の地金は小売ベースで金5,261円(-53円)、パラジウム5,875円(-54円)、銀60.26円(-0.11円)、プラチナ3,234円(+67円)と、国内貴金属はプラチナを除いて反落。金は週末のNY相場では小幅高で推移するも時間外取引での下げを受け、国内ではマイナス圏で推移し3営業日ぶりに反落。また、銀も前営業日の上げを戻し3営業日ぶりに反落したほか、パラジウムも3営業日ぶりに値を下げ上値追いが一服。一方、プラチナは唯一値を上げ3日続伸し、5月22日相場(約1ヵ月)ぶりの高値となりました。
【28日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1413.70ドル(+1.70ドル)
銀:1534.10セント(+4.70セント)
パラジウム:1537.60ドル(-1.30ドル)
プラチナ:841.10ドル(+23.60ドル)
本日は当社定休日のため、通常業務は行っておりません。お休み中に頂きました各お問い合わせは、週明け月曜日に順次ご対応させて頂きます。
【金相場】27日のNY金相場は、米中首脳会談への期待や、目先の利益を確定する動きから続落。中心限月の8月限は1トロイオンス1415.40ドル(-3.30ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。中東情勢の緊張度は高まっているものの、米中貿易協議が前進するとの期待が強まったため、金は時間外取引より安寄りした。また、外国為替市場ではドル高で推移し割高感が意識されたほか、このところの急騰で金は約5年10ヶ月ぶりの高値水準で推移している事から利益確定の売りも出やすく相場を圧迫された。しかしその後は、中国政府が、華為(ファーウェイ)技術への米国技術売却禁止を米国政府が撤回するよう主張と報じられ、ドル高が一服したことを受けて、金相場の下げも一服となり引けにかけて下げ幅を縮小した。市場では、大阪サミットでのトランプ氏と習主席の会談を待つ様子見姿勢が広がっている。
国内の金相場は、引け後に上昇したNY相場高を映して上伸。小売ベースでは1gあたり5,314円(+14円)と、プラス圏で推移し買い優勢の展開となりました。
利下げ観測や、地政学的リスクの高まりから6月に入って急騰している金相場は、現在2015年1月23日相場以来およそ4年5ヶ月ぶりの高値水準で推移。月間では本日までに1gあたり+372円(+7.1%)となりました。
《6月の金相場価格推移(小売)》
06/28 5314円 (+14円)
06/27 5300円 (+2円)
06/26 5298円 (-42円)
06/25 5340円 (+65円)
06/24 5275円 (+55円)
06/21 5220円 (+88円)
06/20 5132円 (+21円)
06/19 5111円 (+23円)
06/18 5088円 (+2円)
06/17 5086円 (-6円)
06/14 5092円 (+28円)
06/13 5064円 (+21円)
06/12 4958円 (+1円)
06/11 5042円 (-28円)
06/10 5070円 (+10円)
06/07 5060円 (+10円)
06/06 5050円 (+20円)
06/05 5,030円 (+11円)
06/04 5019円 (+48円)
06/03 4971円 (+28円)
6月の金相場平均価格:5,130円/g
【パラジウム相場】27日のNYパラジウム相場は、投資家のリスク選好意欲の高まりや、押し目買いから反発。中心限月の9月限は1トロイオンス1538.90ドル(+13.20ドル)と、先日25日に付けた直近高値を上抜き、3月25日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値を更新して取引きを終了。6月29日に予定されている米中首脳会談への期待感から、投資家のリスク選好意欲の高まりを受け、パラジウムは時間外取引より買いが入り上昇した。また、先行き供給不安や、押し目買いから上げ幅を拡大し、相場は一時1540ドル超まで値を伸ばし一段高となった。途中、ドル高の流れや、トランプ大統領と習主席の会談待ちから手じまう動きも見られるも、引き続き堅調地合いを維持し、そのまま高値圏で取引きを終えた。6月に入り急騰しているパラジウムは、本日までに月間では+207.40ドル(+13.4%)と一段高で推移している。
国内のパラジウムは、買い優勢となったNY相場や引け後の伸びをはやして急伸。小売では1gあたり5,929円(+135円)と、3月27日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値を更新し、現在一段高で推移しております。
6月に入って急騰しているパラジウム相場は、月間では本日までに1gあたり+804円(+14%)となりました。
《6月のパラジウム相場価格推移(小売)》
06/28 5,929円 (+135円)
06/27 5,794円 (+27円)
06/26 5,767円 (-75円)
06/25 5,842円 (+108円)
06/24 5,734円 (+81円)
06/21 5,653円 (-65円)
06/20 5,718円 (+16円)
06/19 5,702円 (+108円)
06/18 5,594円 (±0円)
06/17 5,594円 (+59円)
06/14 5,535円 (+108円)
06/13 5,427円 (+76円)
06/12 5,351円 (+43円)
06/11 5,308円 (+70円)
06/10 5238円 (+49円)
06/07 5189円 (+70円)
06/06 5119円 (-54円)
06/05 5173円 (+60円)
06/04 5113円 (-11円)
06/03 5124円 (-168円)
6月のパラジウム相場平均価格:5,495円/g
13:15現在の金相場は1トロイオンス1422.55ドル、パラジウムは1558.75ドル、為替は1$107円66銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,314円(+14円)、パラジウム5,929円(+135円)、銀60.37円(+0.11円)、プラチナ3,167円(+10円)と、国内貴金属は軒並み値を上げ続伸。金は引け後に買い戻されたNY相場を映して、国内でもプラス圏で推移し上伸。また、銀も値を伸ばし続伸したほか、白金族のパラジウム・プラチナも共に値を上げ堅調な展開に。パラジウムはNY相場が直近高値を再度上抜いて約3ヶ月ぶりの高値を更新したことを受けて、国内でも上げ幅を拡大し急騰。価格水準を一段切り上げ、3月27日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値を更新しました。
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