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【25日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1238.80ドル(-0.30ドル)
銀:1517.00セント(-12.70セント)
パラジウム:483.40ドル(-3.90ドル)
プラチナ:927.00ドル(-16.70ドル)
18:20現在の金相場は1トロイオンス1237.15ドル、パラジウムは492.80ドル、為替は1$112円21銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】24日のNY金相場は、世界的な株安への警戒感や景気先行き不安を背景に、引き続きリスク回避目的から買いを集め上伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1239.10ドル(+16.50ドル)と、12日相場以来およそ2週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。この日の金相場は、買い戻しが強まった前日相場の流れを引き継ぎ序盤より堅調に推移した。また、原油相場の下落を受けて投資家心理が悪化する中、欧米株価が軒並み下落するなどリスク回避姿勢の強まりを背景に、金は安全資産として買われ上げ幅を拡大。加えて、発表された米国経済指標(2月サービス業PMI速報値・1月新築住宅販売件数)も、低調な内容だったことから上昇に一段と弾みがつき相場は一時1250ドル超と、およそ1年ぶりの高値水準まで再浮上する場面もあった。その後は、一部で利益確定売りが出たほか、原油相場の戻りを受けて米国株価が徐々に値を戻したことから上げ幅を縮小するも、この日も買いが優勢の堅調地合いとなった。中心4月限の値動きは、高値1254.30ドル、安値1222.40ドル、終値1239.10ドル。
国内の金相場は、引け後に利益確定売りが進んだ海外相場安や、円高要因から軟調に推移し反落。小売ベースでは1gあたり4,818円(-12円)と、マイナスに転じ反落しました。
《2月現在の金相場価格推移(小売)》
02/25 4818円 (-12円)
02/24 4830円 (+49円)
02/23 4781円 (-58円)
02/22 4839円 (-40円)
02/19 4879円 (+51円)
02/18 4828円 (+25円)
02/17 4803円 (-40円)
02/16 4843円 (-58円)
02/15 4901円 (+29円) ※最高値
02/12 4872円 (+77円)
02/10 4795円 (-25円)
02/09 4820円 (+33円)
02/08 4787円 (+59円)
02/05 4728円 (-1円) ※最安値
02/04 4729円 (-3円)
02/03 4732円 (-51円)
02/02 4783円 (+35円)
02/01 4748円 (+108円)
2月現在の金相場平均価格:4,806円/g
【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は、原油安や株安を背景に投資家心理が冷え込む中、需給バランスの観点やテクニカル要因から売られ軟調に推移。中心限月の3月限は1トロイオンス487.30ドル(-12.75ドル)と、マイナス圏に沈下して取引きを終了。序盤のパラジウムは、前日終値の500ドル近辺でもみ合ったが、原油相場が下げ幅を広げた事を受けて投資家心理が悪化。欧州株価が軒並み下落した事に続いて、米国株価も下落してスタートした事が嫌気され相場を圧迫した。一方で、ドル安による割安感から他貴金属が堅調に推移するも、パラジウムの上昇は弱く小幅に値を上げた後は売りが再開。発表された米の経済指標が冴えない内容となった事や、世界経済の先行き不安の強まりが重しとなり、この日は終始売りが優勢で取引きを終えた。中心3月限の値動きは、高値501.65ドル、安値485.00ドル、終値487.30ドル。
国内のパラジウムは、一段安となったNY市場や為替要因から軟調地合いが継続し5日続落。小売では1gあたり2,003円(-43円)と、ここ最近の安値を下抜いて、年初来安値に沈下しました。現在パラジウムは、原油相場の動向も含め不安定な世界情勢や、需給バランスから弱地合いが継続。NY相場が500ドルを割り込んだ事から、もう一段安も想定されており今後の相場展開にご注視下さい。
《2月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》
02/26 2003円 (-43円) ※最安値
02/24 2046円 (-6円)
02/23 2052円 (-10円)
02/22 2062円 (-27円)
02/19 2089円 (-65円)
02/18 2154円 (+21円)
02/17 2133円 (-16円)
02/16 2149円 (-5円)
02/15 2154円 (+16円)
02/12 2138円 (-43円)
02/10 2181円 (+5円)
02/09 2176円 (+33円)
02/08 2143円 (-49円)
02/05 2192円 (-16円)
02/04 2208円 (+43円)
02/03 2165円 (-65円)
02/02 2230円 (+11円) ※最高値
02/01 2219円 (+65円)
2月現在のパラジウム相場平均価格:2139円/g
11:30現在の金相場は1トロイオンス1235.90ドル、パラジウムは492.55ドル、為替は1$112円19銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,818円(-12円)、パラジウム2,003円(-43円)、銀62.42円(-0.22円)、プラチナ3,750(-19円)と、国内貴金属は総じて軟調に推移。金はNY市場では買いが継続し上昇したものの、通常取引き終了後に売りが出たことや、円高要因から国内ではマイナスに転じ反落。また、銀・プラチナも同様に値を下げ売り優勢に反転したほか、パラジウムは引き続き軟調地合いとなり、ここ最近の安値を継続する展開となりました。
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