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【20日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1254.40ドル(+0.10ドル)
銀:1713.50セント(+16.30セント)
パラジウム:597.05ドル(+14.90ドル)
プラチナ:1028.10ドル(+12.40ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1249.85ドル、パラジウムは583.40ドル、為替は1$108円98銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】19日のNY金相場は、低調な内容となった米住宅関連指数や、外為市場ではドル安の進行を背景に買いが集まり大幅続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1254.30ドル(+19.30ドル)と3営業日続伸し、中心終値では先週12日相場以来およそ1週間ぶりの高値を付けて取引きを終了。なお、1日の上げ幅ではおよそ1カ月ぶり(先月17日相場以来)の大きさとなった。この日の金相場は、小動きながらも上伸した前日相場の流れを引き継ぎ序盤より堅調に推移。また、外為市場では引き続きドル安・ユーロ高の流れが割安感を与え、貴金属市場は全般的に買いが先行した。その後、米国商務省から発表された3月住宅着工件数と、住宅建設許可件数がそれぞれ予想を大きく下回る内容となり、住宅関連指標の低迷は同国経済の減速を示唆している可能性があるとの見方から、FRBによる追加利上げ観測の後退が意識され、金を買う動きにつながった。また、ドイツの4月ZEW景気期待指数が急回復したこともあって、外為市場ではユーロ高・ドル安が加速。ドル建ての金商品は割安感からも買いを集めたほか、銀相場が昨年5月22日相場以来およそ11カ月ぶりの高値圏まで上昇するなど、強気入りしたことも意識され金も上げ幅を拡大した。その後は、ドル安の一服や株価の値動きを眺めて上値を抑えられるも堅調地合いは変わらず、この日は終始買いが優勢となった。
国内の金相場は、大幅高となったNY相場を映して上げ幅を拡大。小売ベースでは1gあたり4,786円(+80円)と、大きく値を伸ばし、月初の1日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
《4月現在の金相場価格推移(小売)》
04/20 4786円 (+80円)
04/19 4706円 (+10円)
04/18 4696円 (-23円)
04/15 4719円 (-13円)
04/14 4732円 (-45円)
04/13 4777円 (+9円)
04/12 4768円 (+49円)
04/11 4719円 (-6円)
04/08 4725円 (+7円)
04/07 4718円 (-55円)
04/06 4773円 (+28円)
04/05 4745円 (-36円)
04/04 4781円 (-68円)
04/01 4849円 (+22円)
本日までの4月の金相場平均価格:4,750円/g
【パラジウム相場】19日のNYパラジウム相場は、ドル安による割安感や、原油相場の上昇、堅調となった他貴金属の値動きが材料視され急反発。中心限月の6月限は1トロイオンス582.15ドル(+14.15ドル)と月初来高値を上抜き、中心終値では先月23日相場以来およそ1カ月ぶりの高値を付けて取引きを終了。序盤のパラジウムは、小幅安に振れた前日相場の流れを引き継いだほか、原油相場の値動きを眺めて売りが先行したが、引き続きドル安による割安感から買いを集め、売り一巡後は買い優勢に反転した。また、ドイツ・ユーロ圏の4月ZEW景気期待指数が共に良好な内容となった事が好感されプラチナが上げ幅を拡大すると、パラジウムもつれらる形で上昇。一方で、米国商務省から発表された米の経済指標(3月住宅着工件数、住宅建設許可件数)が、それぞれ低調な内容となった事から外為市場ではユーロ買い・ドル売りが加速し、銀ではおよそ11カ月ぶり(昨年5月22日相場来)、プラチナは6カ月ぶり(昨年10月20日来)の高値圏まで上昇するなど、他貴金属の急騰も買い材料となり、パラジウムも上げ幅を拡大した。その後、ドル安が一服する場面ではやや上値を抑えられる場面もあったが、原油高や、他貴金属の値動きを眺めてパラジウムも堅調に推移し、この日は買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、急反発した海外相場高を映して大幅続伸。小売では1gあたり2,316円(+75円)と、月初来高値を上抜き、先月30日相場以来およそ3週間ぶりの高値に値戻しました。
《4月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》
04/20 2316円 (+75円)
04/19 2241円 (+6円)
04/18 2235円 (-6円)
04/15 2241円 (+81円)
04/14 2160円 (-5円)
04/13 2165円 (±0円)
04/12 2165円 (+22円)
04/11 2143円 (+5円)
04/08 2138円 (-32円)
04/07 2170円 (-27円)
04/06 2197円 (-22円)
04/05 2219円 (-59円)
04/04 2278円 (-17円)
04/01 2295円 (-5円)
本日までの4月のパラジウム相場平均価格:2212円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1255.45ドル、パラジウムは589.35ドル、為替は1$109円06銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,786円(+80円)、パラジウム2,316円(+75円)、銀67.39円(+3.03円)、プラチナ3,927円(+118円)と、大幅高となった海外相場を映して、国内貴金属はそれぞれ続伸し直近高値を更新。金は月初の1日相場以来およそ3週間ぶりの高値となったほか、銀はNY相場が強気入りしおよそ11カ月ぶりの高値に急伸したことから、国内でも上げ幅を拡大。(昨年11月4日相場以来およそ4カ月半ぶりの高値)また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ高く、パラジウムは先月30日相場以来と3週間ぶりの高値、プラチナは先月23日相場以来とおよそ1カ月ぶりの高値に値戻す展開となりました。
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