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【10日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1235.90ドル(-0.90ドル)
銀:1793.30セント(+19.20セント)
パラジウム:783.10ドル(+10.55ドル)
プラチナ:1011.70ドル(-10.50ドル)
本日は当社定休日の為、通常業務は行っておりません。お休み中に頂きました各お問い合わせは、週明け月曜日に順次ご対応させて頂きます。
18:50現在の金相場は1トロイオンス1227.50ドル、パラジウムは778.85ドル、為替は1$113円64銭前後の値動きで推移しております。
明日土曜日は当社定休日のため、休業となります。お休み中に頂きましたお問い合わせは、週明け月曜日に順次ご対応させて頂きます。
【金相場】9日のNY金相場は、このところの買い過剰感による利益確定売りが出たほか、投資家のリスク選好意欲の改善から金は相場を圧迫され売りに反転。中心限月の4月限は1トロイオンス1236.80ドル(-2.70ドル)と、小幅ながら値を下げ6営業日ぶりに反落して取引きを終了。前日まで5日続伸し、およそ3ヵ月ぶり(2016年11月10日相場以来)の高値圏で推移した事から、利益確定売りが出やすかったほか、外為市場ではドルの買い戻しが旺盛となり、ドル建ての金商品は割高感に圧迫され売り優勢となった。また、米株式相場の上昇で投資家心理が強気に傾いた事も金への重しとなり下げ幅を拡大する場面もあった。ただ、欧米の政局不透明感に加え、日米首脳会談を10日に控えて神経質なムードが広がり、安全資産とされる金を買う動きも見られ下値は限定的となった。
国内の金相場は、海外相場では利益確定売りに押されるも、円安の進行を受けて堅調に推移し直近では最長の5日続伸。小売ベースでは1gあたり4,858円(+2円)と、ほぼ横ばい圏ながら小幅に値を伸ばし、前日同様に2016年7月29日相場以来およそ6ヵ月ぶりの高値継続となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
02/10 4858円 (+2円)
02/09 4856円 (+15円)
02/08 4841円 (+8円)
02/07 4833円 (+15円)
02/06 4818円 (+18円)
02/03 4800円 (±0円)
02/02 4800円 (+15円)
02/01 4785円 (+23円)
01/31 4762円 (-36円)
01/30 4798円 (+30円)
直近10日間の金相場平均価格:4,815円/g
【パラジウム相場】9日のNYパラジウム相場は、トランプ米新政権による大型減税など景気浮揚策への期待感や、投資家心理の改善、原油高が好材料となり上伸。中心限月の3月限は1トロイオンス772.55ドル(+2.80ドル)と、小幅ながら値を上げ続伸して取引きを終了。この日のパラジウムは、序盤はドル高に伴う割高感や、前日の上昇に対する反動売りから小安く推移した。一方、トランプ米大統領がこの日、航空大手各社トップらとの会合で、減税策について「2~3週間以内に発表する」と述べたほか、航空インフラへの投資や高速鉄道の整備にも意欲を示した。これを受け、投資家心理が改善し米国株が急伸したほか、原油相場の上昇、プラチナが南アフリカ共和国での生産減少を背景に、およそ4ヵ月ぶり(昨年9月30日相場来)の高値を付けた事も意識され、パラジウムも買い戻しに反転した。ただ、依然として、フランスやドイツなどの選挙への警戒感や、ギリシャ債務問題の再燃など欧州政治の不透明感や、ドル高が重しとなり、上げ幅は小幅に留まった。
国内のパラジウムは、買いが優ったNY相場高や、円安要因から堅調に推移し続伸。小売では1gあたり3,121円(+27円)と、1月25日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
02/10 3121円 (+27円)
02/09 3094円 (+22円)
02/08 3072円 (-38円)
02/07 3110円 (+76円)
02/06 3034円 (-49円)
02/03 3083円 (-22円)
02/02 3105円 (+38円)
02/01 3067円 (+27円)
01/31 3040円 (-11円)
01/30 3051円 (+76円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,078円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。10:45現在の金相場は1トロイオンス1227.85ドル、パラジウムは768.30ドル、為替は1$113円67銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,858円(+2円)、パラジウム3,121円(+27円)、銀71.28円(+0.44円)、プラチナ4,062円(+31円)と、国内貴金属は海外相場の値動きや、円安要因から揃って値を上げ上伸。金はNY市場では利益確定を目的とした売りから6営業日ぶりに値を下げたものの、円安の進行から国内では小幅高に振れ5営業日続伸。前日同様に年初来高値を抜いて、2016年7月29日相場以来およそ6ヵ月ぶりの高値を継続。また、銀も5連騰と上げ幅を拡大し、昨年9月26日相場以来およそ4ヵ月半ぶりの高値を更新したほか、本日は白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ上伸。パラジウムは1月25日相場、プラチナは2016年8月10日相場以来(6ヵ月ぶり)と、一段高となりました。
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