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【31日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1325.20ドル(+9.70ドル)
銀:1607.20セント(+8.80セント)
パラジウム:1299.90ドル(-14.50ドル)
プラチナ:824.70ドル(+8.50ドル)
17:00現在の金相場は1トロイオンス1323.85ドル、パラジウムは1325.60ドル、為替は1$108円72銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】30日のNY金相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策決定を午後に控えて様子見ムードが広がり、ほぼ横ばいで推移。中心限月の4月限は1トロイオンス1315.50ドル(+0.30ドル)と、小幅ながら4日続伸し、昨年5月14日相場以来およそ7ヶ月半ぶりの高値で取引きを終了。米雇用関連指標が市場予想を上回ったことを受け、朝方の外国為替市場ではドルが対ユーロで堅調に推移。ドル建ての金商品には割高感の浮上で幾分売り圧力がかかり利確売りが先行した。ただ、米中貿易協議の結果や、米政府機関の一部閉鎖の影響で一部経済指標の発表が遅れていること、英国の欧州連合(EU)離脱合意を巡る協議などが市場の不透明性を強め、金への逃避が継続する展開となった。
FRBが午後2時に発表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、市場の予想通り金利据え置きを決定。しかし、景気減速リスクをにらんで「緩やかな利上げ方針」を修正し、利上げ打ち止めの可能性を示唆したことから、金利を生まない資産である金への買いが活発化した。加えて、外国為替市場でドルが対ユーロで急落したことも割安感から相場を後押しし、発表直後に金相場は1320ドル台に浮上した。
国内の金相場は、買い継続したNY相場を映して上伸。小売ベースでは1gあたり5,017円(+12円)と、4日続伸し、前日相場同様に昨年6月15日相場以来およそ7ヶ月半ぶりの高値となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
01/31 5017円 (+12円)
01/30 5005円 (+29円)
01/29 4976円 (+4円)
01/28 4972円 (+51円)
01/25 4921円 (-1円)
01/24 4837円 (+4円)
01/23 4919円 (+4円)
01/22 4915円 (-11円)
01/21 4926円 (-15円)
01/18 4941円 (+4円)
直近10日間の金相場平均価格:4,951円/g
【パラジウム相場】30日のNYパラジウム相場は、堅調な株式相場や押し目を買われ上伸。中心限月の3月限は1トロイオンス1316.40ドル(+12.80ドル)と、値を伸ばし買い優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、午後にFOMC結果を控えて序盤は様子見ムードが広がり小幅高で推移した。その後、米国株や原油相場が上昇したことから、パラジウムにも買いが入り上げ幅を拡大。ドル買いの一服や押し目買いも入り、相場は一時1324ドル超まで値を伸ばす場面もあった。
国内のパラジウムは、堅調に推移したNY相場を映して上げ幅を拡大。小売では1gあたり5,254円(+43円)と続伸し、先週22日相場以来およそ1週間半ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
01/31 5254円 (+43円)
01/30 5211円 (+49円)
01/29 5162円 (-92円)
01/28 5254円 (+87円)
01/25 5167円 (-87円)
01/24 5254円 (+22円)
01/23 5232円 (-65円)
01/22 5297円 (-70円)
01/21 5367円 (-60円)
01/18 5427円 (+152円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:5,263円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:10現在の金相場は1トロイオンス1322.35ドル、パラジウムは1323.80ドル、為替は1$108円88銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,017円(+12円)、パラジウム5,254円(+43円)、銀63.72円(+0.65円)、プラチナ3,198円(-4円)と、国内貴金属は小幅安に転じたプラチナ相場を除いて総じて堅調地合いが継続。金はほぼ横ばい圏ながら小幅上伸したNY相場を映して、国内でも堅調に推移し4営業日続伸。前日相場同様に昨年6月15日相場以来およそ7ヶ月半ぶりの高値を付けたほか、銀も4日続伸し昨年7月19日相場(約6ヶ月半)ぶりの高値を付けるなど上げ幅を拡大。また、本日はパラジウムも堅調地合いが継続し続伸した一方、プラチナは唯一値を落とし小反落となりました。
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