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毎日の地金や貴金属などの相場動向、世界情勢やマーケット市況などをご紹介。

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2016年06月30日本日の地金相場-金・銀・パラジウム・プラチナ価格

本日の地金は小売ベースで金4,730円(+4円)、パラジウム2,181円(+48円)、銀68.14円(+1.83円)、プラチナ3,686円(+78円)と、国内貴金属は堅調な流れとなった海外相場高を映して総じて上昇。金は買い戻されたNY相場を映して、国内でもプラスに転じ小幅ながら3営業日ぶりに反発し、銀は大幅続伸。また、パラジウムは海外相場が直近高値を抜いて、およそ1ヶ月半ぶりの高値となった事から国内でも3営業日続伸と上げ幅を拡大し、直近高値の9日相場と並んでおよそ3週間ぶりの高値圏へ浮上。プラチナも1000ドル超えとなったNY相場高を映して、国内でも上伸し16日相場ぶりの高値となりました。

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2016年06月30日29日 海外貴金属相場

【29日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1326.90ドル(+9.00ドル)

銀:1840.70セント(+56.40セント)

パラジウム:590.55ドル(+20.60ドル)

プラチナ:1013.50ドル(+34.60ドル)

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2016年06月29日18:00現在の金・パラジウム・為替相場

18:00現在の金相場は1トロイオンス1322.15ドル、パラジウムは575.90ドル、為替は1$102円56銭前後の値動きで推移しております。

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2016年06月29日過度なリスク回避の一服から金は利益確定売りが優勢に↓一方、パラジウムは堅調に推移し上伸↑

【金相場】28日のNY金相場は、英国のEU離脱決定に伴う市場のリスク回避姿勢がやや和らぎ、前日までの大幅続伸に対する利益確定売りが出たことから3営業日ぶりに反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1317.90ドル(-6.80ドル)と、この日は売りが優勢で取引きを終了。リスクオフの流れから前週末より上げ幅を拡大し、およそ2年ぶりの高値を付けていたことで、この日は利益確定の売りが出たことに加え、外為市場でのドル高・ユーロ安基調による割高感に圧迫された。また、英国の欧州連合(EU)離脱決定を嫌気した原油や株式などのリスク資産の売りが一巡し、市場がやや落ち着きをみせたことも下押し要因となった。ただ、欧州首脳会議では、英国とEU側との交渉開始に絡んだ前向きな話が聞かれていないことから、英EU離脱に関する混乱は長期化するとの観測も根強く、売り一巡後は再び買い戻される動きも見られ下げ幅は限定的となった。

国内の金相場は、英国のEU離脱ショックがひとまず落ち着きを見せる中、利益確定売りが出た海外相場を映して軟調に推移。小売ベースでは1gあたり4,726円(-10円)と、小幅に値を下げ続落し、本日貴金属では唯一のマイナス推移となりました。

《本日までの6月の金相場価格推移(小売)》

06/29   4726円 (-10円)

06/28   4736円 (-39円)

06/27   4775円 (+107円)

06/24   4669円 (+34円)

06/23   4635円 (-21円)

06/22   4656円 (-49円)

06/21   4705円 (-15円)

06/20   4720円 (+20円)

06/17   4700円 (-89円)

06/16   4789円 (+23円)

06/15   4766円 (-7円)

06/14   4773円 (±0円)

06/13   4773円 (+25円)

06/10   4748円 (+19円)

06/09   4729円 (+58円)

06/08   4671円 (-18円)

06/07   4689円 (+8円)

06/06   4681円 (+48円)

06/03   4633円 (-26円)

06/02   4659円 (-67円)

06/01   4726円 (+12円)

6月現在の金相場平均価格:4,712円/g


【パラジウム相場】28日のNYパラジウム相場は、英国のEU離脱ショックがようやく一服する中、原油や株式市場の上昇を好感され続伸。中心限月の9月限は1トロイオンス569.95ドル(+12.55ドル)と、先週23日に付けた直近高値を上抜き、5月18日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの高値に戻して取引きを終了。英国のEU離脱決定に伴う市場のリスク回避姿勢が和らぎ、この日は原油相場や株式市場が堅調に推移するなど投資家心理がやや改善したことから、パラジウムにも買いが入り上昇。また、米国商務省が朝方に発表した1-3月期の実質GDP(国内総生産)確定値は季節調整済み年率換算で前期比1.1%増となり、市場予想の1.0%増も上回る良好な内容となったことや、6月の米消費者景気信頼感指数も市場予想を上回ったこともプラス要因として働き、パラジウムは上げ幅を拡大した。途中、金が利益確定売りに相場を圧迫されたのを眺めて、パラジウムもやや下押される場面もあったが、原油高の加速や堅調に推移している米国株が意識され、そのまま高値圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、海外相場がおよそ1ヵ月半ぶりの高値を付けるなど一段高となった事や、円安要因が重なり上げ幅を拡大。小売では1gあたり2,133円(+71円)と、大幅続伸し、週明けの急落から切り返す展開となりました。

《本日までの6月のパラジウム相場価格推移(小売)》

06/29   2133円 (+71円)

06/28   2,062円(+10円)

06/27   2057円 (-97円)

06/24   2149円 (+22円)

06/23   2127円 (+27円)

06/22   2100円 (+27円)

06/21   2073円 (+27円)

06/20   2046円 (-6円)

06/17   2052円 (-5円)

06/16   2057円 (±0円)

06/15   2057円 (-43円)

06/14   2100円 (-6円)

06/13   2106円 (-54円)

06/10   2160円 (-21円)

06/09   2181円 (+27円)

06/08   2154円 (-27円)

06/07   2181円 (+27円)

06/06   2154円 (+38円)

06/03   2116円 (-54円)

06/02   2170円 (-38円)

06/01   2208円 (+16円)

6月現在のパラジウム相場平均価格:2,116円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:20現在の金相場は1トロイオンス1322.85ドル、パラジウムは575.60ドル、為替は1$102円47銭前後の値動きで推移しております。

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