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本日の地金は小売ベースで金4,839円(-45円)、パラジウム4,492円(-44円)、銀59.18円(-0.97円)、プラチナ3,480円(-28円)と、国内貴金属はドル高に圧迫された週末のNY市場を映して総じて軟調に推移。金はNY相場がドル高に押され売りが優った事を映して、国内でもマイナス圏に転じ反落。また、銀も値を下げ続落となったほか、パラジウムは利確売りが出たNY相場を映し、国内でもマイナス圏で推移し、プラチナ同様に続落となりました。
【9日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1208.60ドル(-16.50ドル)
銀:1414.00セント(-28.30セント)
パラジウム:1097.50ドル(-18.60ドル)
プラチナ:856.00ドル(-14.30ドル)
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【金相場】8日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、ドル高が進んだ事に圧迫され反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1225.10ドル(-3.60ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果を午後に控え、外国為替市場ではドルが対ユーロで強含みで推移。ドル建てで取引される金商品に割高感が生じたため、金相場は時間外取引きより安寄りした。また、日中取引では米国株が堅調となるなど、リスクオンとなった事も金への売り材料となり軟調な展開となった。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策決定の発表を控えて調整的な買い戻しも入り、次第に下げ幅を縮小した。
清算値確定後、FRBは連邦公開市場委員会(FOMC)声明を発表したが、政策金利の据え置き決定は事前の予想通りで、声明内容も概ね想定の範囲内だったことから、相場への影響は限定的だった。
国内の金相場は、NY市場ではドル高に圧迫されるも、引け後の買い戻しや為替要因から国内では小幅高に振れ上昇。小売ベースでは1gあたり4,884円(+3円)と、横ばい圏ながら4営業日ぶりに値を上げ小反発しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
11/09 4884円 (+3円)
11/08 4881円 (-2円)
11/07 4883円 (-2円)
11/06 4885円 (-12円)
11/05 4897円 (+21円)
11/02 4876円 (+65円)
11/01 4811円 (-28円)
10/31 4839円 (-6円)
10/30 4845円 (+11円)
直近10日間の金相場平均価格:4,864円/g
【パラジウム相場】8日のNYパラジウム相場は、他貴金属同様にドル高が進んだ事に圧迫され反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1116.10ドル(-4.60ドル)と、高値圏から反落して取引きを終了。この日のパラジウムは、大幅反発となった前日相場の反動から時間外取引きより利確売りが出て安寄りした。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果を午後に控え、外国為替市場ではドルが対ユーロで強含みで推移。ドル建てで取引されるパラジウムは、他貴金属同様に割高感が意識され相場を圧迫された。ただ、売り一巡後は米国株が堅調となるなどリスクオンとなった事で、下げ幅を縮小す展開となった。
国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場を映して、横ばい圏ながら小幅安に振れ反落。小売では1gあたり4,536円(-5円)と、前日の史上最高値から一服し、本日はマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
11/09 4536円 (-5円)
11/08 4541円 (+59円)
11/07 4482円 (-48円)
11/06 4530円 (+65円)
11/05 4465円 (+97円)
11/02 4368円 (+54円)
11/01 4314円 (+5円)
10/31 4309円 (-32円)
10/30 4341円 (-22円)
10/29 4363円 (-11円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,425円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。
本日の地金は小売ベースで金4,884円(+3円)、パラジウム4,536円(-5円)、銀60.15円(-0.33円)、プラチナ3,508円(-18円)と、国内貴金属は金を除いて反落。金はNY相場では小反落したものの、時間外取引の戻りや為替要因から、国内ではプラス圏に反転し4営業日ぶりに小反発。一方、銀やパラジウム、プラチナはマイナス圏に転じ小動きな展開となりました。パラジウムは前日の史上最高値から一服し小反落。
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