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18:10現在の金相場は1トロイオンス1276.05ドル、パラジウムは623.75ドル、為替は1$104円97銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】週末28日のNY金相場は、米大統領選の民主党候補クリントン氏の電子メール問題を受けたドル安の流れから買いを集め上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1276.80ドル(+7.30ドル)と、上げ幅を拡大し、中心終値では3日相場以来およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。朝方は米7-9月期GDPが前期比(年率換算)2.9%増と市場予想を上振れたことから、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に利上げに動くとの観測が一段と強まり、金は警戒感から相場を圧迫されたが、売り一巡後は買い戻されるなど売り買いが交錯する展開となった。 しかし、取引き終了間際に米連邦捜査局(FBI)が大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官の私用メール問題について捜査を再開するとの報が伝わったことから、ドルが対ユーロで急落。割安感に伴う買いや、クリントン氏が圧倒的優位とみられていた大統領選の行方が不透明になったため、安全資産とされる金は一気に上げ幅を拡大し、高値圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、為替が円高に傾斜した事からやや上げ幅を縮小するも、週末のNY相場高を映して小幅続伸。小売ベースでは1gあたり4,690円(+2円)と、連日で月初来高値を更新し、前日相場同様に先月27日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値継続となりました。
《10月の金相場価格推移(小売)》
10/31 4690円 (+2円)
10/28 4688円 (+43円)
10/27 4645円 (-4円)
10/26 4649円 (+24円)
10/25 4625円 (+7円)
10/24 4618円 (-4円)
10/21 4622円 (+11円)
10/20 4611円 (+7円)
10/19 4604円 (+31円)
10/18 4573円 (-6円)
10/17 4579円 (-3円)
10/14 4582円 (-11円)
10/13 4593円 (+35円)
10/12 4558円 (-26円)
10/11 4584円 (+1円)
10/07 4583円 (-32円)
10/06 4615円 (+33円)
10/05 4582円 (-100円)
10/04 4682円 (+6円)
10/03 4676円 (-4円)
10月の金相場平均価格:4,618円/g
【パラジウム相場】週末28日のNYパラジウム相場は、ドル安による割安感や、他貴金属の堅調さを好感し上昇。中心限月の12月限は1トロイオンス616.35ドル(+3.15ドル)と、小幅ながらプラスに転じ、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優った前日相場の反動買いから序盤は買い戻しが先行し堅調に推移した。一方、米商務省が朝方発表した7-9月期の米実質GDP(国内総生産)速報値は前期比2.9%増と、市場予想の2.5%増を上回るなど良好な内容となった事から、米国の年内利上げ観測が一段と強まり、ドルがユーロなどに対して上昇。ドル建てのパラジウムは割高感から相場を圧迫され売りに反転した。ただ、売り一巡後は再び安値拾いの買いが支えとなったほか、堅調に推移している他貴金属の値動き、FBIのクリントン調査再開の報を受けたドルの急落が買いを促す展開となり、結局プラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、週末のNY相場では小幅に買いが優ったものの、円高要因から上げを消化され軟調に推移。小売では1gあたり2,349円(-10円)と、4営業日続落し、前営業日同様に国内の貴金属では唯一マイナス圏での値動きとなりました。
《10月のパラジウム相場価格推移(小売)》
10/31 2349円 (-10円)
10/28 2359円 (-6円)
10/27 2365円 (-21円)
10/26 2386円 (-17円)
10/25 2403円 (+54円)
10/24 2349円 (-32円)
10/21 2381円 (-11円)
10/20 2392円 (-11円)
10/19 2403円 (-10円)
10/18 2413円 (-22円)
10/17 2435円 (+49円)
10/14 2386円 (-54円)
10/13 2440円 (+21円)
10/12 2419円 (-97円)
10/11 2516円 (-16円)
10/07 2532円 (-27円)
10/06 2559円 (-33円)
10/05 2592円 (-21円)
10/04 2613円 (-33円)
10/03 2646円 (+38円)
10月のパラジウム相場平均価格:2,447円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:25現在の金相場は1トロイオンス1277.85ドル、パラジウムは619.30ドル、為替は1$104円87銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,690円(+2円)、パラジウム2,349円(-10円)、銀66.96円(+0.22円)、プラチナ3,655円(+14円)と、国内貴金属は前営業日同様にパラジウムを除いて上昇。それぞれ直近高値を連日で上抜くなど堅調に推移。金は円高要因から上げ幅を縮めるも、買いが優った週末のNY相場高を映して小幅続伸。連日で月初来高値を更新し、前日相場同様に先月27日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値を継続。また、銀・プラチナも堅調地合いが続き、銀は2営業日、プラチナは直近では最長の5営業日続伸と上げ幅を拡大し、それぞれ1ヵ月ぶり(4日相場来)の高値に回復。一方、パラジウムは週末のNY相場では買いが優り3営業日ぶりに小反発したものの、円買いの進行から国内ではマイナス推移となり、4日続落となりました。
【28日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1276.80ドル(+7.30ドル)
銀:1779.60セント(+15.70セント)
パラジウム:616.35ドル(+3.15ドル)
プラチナ:981.40ドル(+16.50ドル)
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