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【金相場】週末11日のNY金相場は、米長期金利の低下やインフレ高止まりへの懸念を支えに、買い優勢地合いが継続し6営業日続伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1842.10ドル(+4.70ドル)で取引を終了。なお、週間では+34.30ドル(+1.9%)となった。この日の金相場は、利益確定の売りが先行していたものの、米長期金利が軟化に転じると、金利を生まない資産である金の割安感が生じ、取引後半にプラス圏に浮上した。前日に発表された1月の消費者物価指数は40年ぶりの高水準となるなど、インフレ高止まりへの警戒感は根強く、インフレヘッジ手段としての金買いも相場を支えた。
サリバン米大統領補佐官はこの日午後2時からホワイトハウスで記者会見し、ロシアによるウクライナ侵攻について「いつ始まってもおかしくない」と述べ、ウクライナ在住米国人に48時間以内に退避するよう勧告した。これを受けて米株式が急落。安全資産としての金に買いが殺到し、引け後の時間外取引では一時1860ドル付近に急伸した。
国内の金相場は、リスク回避目的から買われた海外相場を映し急伸。買取ベースでは1gあたり7,531円(+99円)と、節目の7,500円台に乗せるなど直近高値を上抜いて、2020年8月11日相場(7,560円)以来およそ1年6ヶ月ぶりの高値を更新しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/14 7,531円 (+99円)
02/10 7,432円 (+32円)
02/09 7,400円 (+31円)
02/08 7,369円 (+39円)
02/07 7,330円 (+34円)
02/04 7,296円 (+27円)
02/03 7,269円 (+13円)
02/02 7,256円 (-9円)
02/01 7,265円 (+21円)
01/31 7,244円 (-37円)
10日間の金相場平均価格:7,339円/g
【パラジウム相場】週末11日のNYパラジウム相場は、利確売りに押され続落。中心限月の3月限は1トロイオンス2193.60ドル(-71.70ドル)と、売り優勢で取引を終了。前日の1月消費者物価指数が約40年ぶりの高水準となるなど、インフレ高進への警戒感から米国株の下げを受けてパラジウムもリスクオフから売りが優り軟調となった。また週末を控えた持ち高調整売りも出やすい展開となった。一方、ウクライナ情勢への緊張が一層高まったことを受けて時間外取引では急騰。相場は一時2380ドル超まで急伸する場面もあった。
国内のパラジウム相場は、時間外取引の海外相場高を映し急騰。買取ベースでは1gあたり9,609円(+314円)と、ここ最近の下げを埋め戻し、およそ5ヶ月半ぶり(昨年8月18日相場以来)の高値となった1月28日相場(9,631円)ぶりの高値に値戻す展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/14 9,609円 (+314円)
02/10 9,295円 (+181円)
02/09 9,114円 (-82円)
02/08 9,196円 (-138円)
02/07 9,334円 (-77円)
02/04 9,411円 (-104円)
02/03 9,515円 (-6円)
02/02 9,521円 (+50円)
02/01 9,471円 (-105円)
01/31 9,576円 (-55円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,404円/g
現在の金相場は1トロイオンス1859.55ドル、パラジウムは2361.80ドル、為替は1$115円38銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金7,635円(+99円)、パラジウム9,861円(+313円)、銀99.99円(+1.54円)、プラチナ4,323円(+24円)と、連休明けの国内貴金属は軒並み堅調地合いを維持し上げ幅を拡大。金は週末までのNY相場が6日続伸し約2週間半ぶりの高値となった事から、国内でも買い地合いが継続し7日続伸。直近高値を上抜いて、2020年8月11日相場(7,560円)以来およそ1年6ヶ月ぶりの高値を更新。また、銀も4日続伸し1月24日相場(約3週間)ぶりの高値を更新したほか、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ堅調地合いを維持し上げ幅を拡大。パラジウムは海外相場の時間外取引にて+6%超の上昇を示すなど急反発した事を映し、国内でも大幅高となり急騰。ここ最近の下げを埋め戻し、およそ5ヶ月半ぶり(昨年8月18日相場以来)の高値となった1月28日相場ぶりの高値に値戻す展開となりました。プラチナは連日で年初来高値を抜いて、昨年11月19日相場以来およそ3ヵ月ぶりの高値となりました。
【10日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1837.40ドル(+0.80ドル)
銀:2352.20セント(+18.10セント)
パラジウム:2265.30ドル(-19.80ドル)
プラチナ:1042.50ドル(+5.10ドル)
【11日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1842.10ドル(+4.70ドル)
銀:2336.90セント(-15.30セント)
パラジウム:2193.60ドル(-71.70ドル)
プラチナ:1018.70ドル(-23.80ドル)
【金相場】9日のNY金相場は、米長期金利の低下やドルの軟化が支えとなり4営業日続伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1836.60ドル(+8.70ドル)と、終値では1月25日相場(1852.50ドル)以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日の債券市場では米長期金利が低下し、対ユーロでドルが軟調に推移。金利を生まず、ドル建てで取引される金商品に割安感が生じ買いが優勢となった。一方、米国株が大幅高で推移した事もあって、買い一巡後は上値を抑えられる場面もあったが、翌10日に1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、事前予想では高インフレを改めて示されるとの思惑から、ヘッジ目的として金は買われ相場の下支えとなった。
国内の金相場は、買い地合いが継続したNY相場を映し6日続伸。買取ベースでは1gあたり7,432円(+32円)と、連日で年初来高値を上抜き、昨年11月19日相場(7,456円)以来およそ3ヵ月ぶりの高値更新となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/10 7,432円 (+32円)
02/09 7,400円 (+31円)
02/08 7,369円 (+39円)
02/07 7,330円 (+34円)
02/04 7,296円 (+27円)
02/03 7,269円 (+13円)
02/02 7,256円 (-9円)
02/01 7,265円 (+21円)
01/31 7,244円 (-37円)
01/28 7,281円 (-48円)
10日間の金相場平均価格:7,314円/g
【パラジウム相場】9日のNYパラジウム相場は、ドルの軟化や株高を背景に買いが優勢となり続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス2285.10ドル(+20.90ドル)と、堅調に推移して取引きを終了。この日は外国為替市場ではドルがユーロに対して軟調となった事から、ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に序盤より買いが広がり上昇した。また、依然としてウクライナ情勢への先行き警戒感が根強い事や、米国株が大幅高で推移した事も支援材料となり上げ幅を拡大。相場は一時2296.50ドルまで上伸する場面もあった。
国内のパラジウム相場は、買い優勢となったNY相場を映し大幅反発。買取では1gあたり9,295円(+181円)と、6営業日ぶりに反発し、調整が一服となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/10 9,295円 (+181円)
02/09 9,114円 (-82円)
02/08 9,196円 (-138円)
02/07 9,334円 (-77円)
02/04 9,411円 (-104円)
02/03 9,515円 (-6円)
02/02 9,521円 (+50円)
02/01 9,471円 (-105円)
01/31 9,576円 (-55円)
01/28 9,631円 (+242円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,406円/g
11:35現在の金相場は1トロイオンス1839.60ドル、パラジウムは2283.55ドル、為替は1$115円55銭前後の値動きで推移しております。
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