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【金相場】2日のNY金相場は反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1199.40ドル(-18.70ドル)と、前日の急反発を受けた利益確定売りから相場を圧迫されマイナス圏で取引きを終了。前日相場の終値では10月30日以来およそ1ヶ月ぶりの高値を付けるなど、急騰した反動からこの日の金相場は売りが優勢の地合いとなった。また、外為市場でドルがユーロなど主要通貨に対して上昇した事から、ドル建ての金は割高感からも売り材料視された。
国内の金相場は円安要因から小幅に値を伸ばし続伸。小売ベースでは1gあたり4,980円(+3円)と、連日で年初来の高値を更新し、昨日同様およそ1年7か月ぶり(2013年5月13日以来)の高値圏で推移しております。
《直近10営業日の金相場価格推移(小売ベース)》
12/03 4980円 +3円 ※最高値
12/02 4977円 +186円
12/01 4791円 -115円 ※最安値
11/28 4906円 -22円
11/27 4928円 -16円
11/26 4944円 -3円
11/25 4947円 +26円
11/21 4921円 +33円
11/20 4888円 -1円
11/19 4889円 +55円
10日間の金平均価格:4,917円
【パラジウム相場】2日のNYパラジウム相場は続落。中心限月の3月限は1トロイオンス803.75ドル(-4.35ドル)と、2営業日続落して取引きを終了。外為市場ではドルがユーロなど主要通貨に対して上昇した事や、パラジウムを除いた貴金属相場は前日急伸した反動から利益確定売りが出た事で相場は軟調に推移。パラジウムは序盤、ドル高や、軟調に推移している他貴金属の値動きを眺め売りが先行し、一時800ドルを下回る場面もあった。その後、11月の米自動車販売台数が事前予想を上回り、11月としては2003年以来の高水準となるなど、堅調な伸び率を示した事から再び買いが優勢となり810ドル超まで上昇するも、上値は重く引けにかけて上げ幅を消化。結局マイナス圏に沈んでこの日取引きを終えた。 パラジウム3月限の値動きは安値796.2ドル、高値811.95ドル、終値803.75ドル。
国内のパラジウムは円安要因から大きく値を上げ上昇。小売では1gあたり3,423円(+37円)と、小売りでは3,400円を越えて今年9月2日につけた直近高値を上抜き年初来高値を更新。国内相場では2001年3月以来およそ13年9カ月ぶりの高値更新となりました。
《直近10営業日のパラジウム相場価格推移(小売ベース)》
12/03 3423円 +37円 ※最高値
12/02 3386円 0円
12/01 3386円 -5円
11/28 3391円 +6円
11/27 3385円 +48円
11/26 3337円 -27円
11/25 3364円 +97円
11/21 3267円 +22円
11/20 3245円 -11円 ※最安値
11/19 3256円 +33円
10日間のパラジウム平均価格:3,344円
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1200.10ドル、パラジウムは808.90ドル、為替は1$119円39銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,980円(+3円)、パラジウム3,423円(+37円)、銀71.06円(+0.76円)、プラチナ5,098円(+14円)と、国内貴金属は円安要因から総じて堅調に推移。金はほぼ横ばいながら小幅に値を伸ばし続伸。昨日同様、年初来高値を更新し、およそ1年7ヶ月ぶりの高値圏で推移。銀も小高く、2営業日続伸。パラジウムは大きく上昇し一段高へ。今年9月2日につけた直近高値(2001年3月来の高値)を上抜いて、およそ13年9か月ぶりの高値水準へ。プラチナも堅調に推移し、続伸しました。
【2日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1199.40ドル(-18.7ドル)
銀:1645.60セント(-23.6セント)
パラジウム:803.75ドル(-4.35ドル)
プラチナ:1217.50ドル(-24.1ドル)
【金相場】週明け1日のNY金相場は急反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1218.10ドル(+42.60ドル)と、中心終値では10月29日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値を付け、上げ幅は1年2ヶ月ぶりの大きさで取引きを終了。序盤は先日行われたスイス国民投票が否決された事を受け、金は売りが先行し一時1141ドル台まで下げ押されるなど軟調に推移したが、ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、日本の政府債務格付けを「Aa3」から「A1」に引き下げたと発表。また、11月のユーロ圏製造業購買担当者景況指数(PMI)改定値が13年6月以来の低水準を記録したほか、中国国家統計局と中国物流購買連合会が発表した11月の製造業購買担当者景況指数(PMI)も前月から低下した事を受け、投資家のリスク回避姿勢が強まり欧州や米国の株価が下落。相対的に安全資産とされる金は買いが優勢となった。更に、最近の下落を受けた安値拾いの買いや、外為市場では対ユーロでドル安が進行。ドル建ての金は割安感からも買い進まれ、結局終値では10月29日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値を更新し、1日の上げ幅では昨年9月19日ぶりの大幅高を記録してこの日の取引きを終えた。
国内の金相場は海外相場の大幅高を映して急反発。小売ベースでは1gあたり4,977円(+186円)と、年初来の高値を再び上抜き、昨年5月13日以来およそ1年7ヶ月ぶりの高値を更新。1日の上げ幅では今年最大となり、昨年4月17日相場(上げ幅:+191円/g)以来の大きさとなりました。
【パラジウム相場】週明け1日のNYパラジウム相場は反落。中心限月の3月限は1トロイオンス808.10ドル(-5.20ドル)と、小幅に値を下げて取引きを終了。この日の貴金属市場はパラジウムを除いて大幅反発。パラジウムは30日に実施されたスイスの国民投票結果から金・プラチナが軟調に推移している値動きを眺め、連動する形で売りが優勢となった。また、日本の政府債務格付けを「Aa3」から「A1」に引き下げられた事や、中国・ユーロ圏のPMI(製造業購買担当者景況指数)が共に低調な内容となった事から、世界経済の先行き不安が台頭し相場を圧迫。更に、最近上昇した高値反動から、利益確定売り出た事でパラジウムは下押され、4営業日ぶりにマイナス圏に沈んでこの日の取引きを終えた。ただ、年末を前に持ち高調整の買いもあり下値は限られた。3月限のパラジウムの値動きは安値791.40ドル、高値812.50ドル、終値808.10ドル。
国内のパラジウム相場は前日比変わらずの横ばい。小売ではgあたり3,386円(±0円)となり、現在高止まりとなっております。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。
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